DIY YouTuber、「センスがないことがよくわかりました」とクソコメされました。
クソコメを書かれた時はチャンスである
こんにちは、ポレポレDIYのおかぴです。
東北某所のシャッター商店街、鶴岡市の銀座通り商店街で空き家再生に取り組んでいるYouTuberです。
https://www.youtube.com/@polepole_diy
Substackでは、空き家投資や日々の施工の様子、YouTubeの裏側について深めに書いています。
https://substack.com/@polepolediy
先週、YouTubeに上げた動画が、なかなか大変なことになってまして…
普段なら100〜150件くらいのコメント欄が、同じくらいの再生回数で260件超え。
再生回数はいつもと同じくらいなのに…。
明らかに、祭り状態。異常なコメント率。
嫌な予感…
大抵コメント数が多いときは、批判的なコメントが多い。
ドキドキしながらコメント欄を見てみると嫌な予感は的中…
DIYで施工したビフォーアフターに批判の嵐。
中でも、忘れられない一発がこちらです。
「あなたのセンスがないということがよくわかりました」
UZEEEEEEEEEEEE!!
…ただの悪口やないかい。
多くのコメントは、
「私ならこうする」とか「もっとここはこうした方がよい」というコメント。
こういうコメントでも大量に来るとめちゃくちゃ気分は落ち込む。
でも、参考にできることもあったりするのでまだ良しとしている。
ただ、何のプラスにもならない悪口を言ったお前。
許さねえ。
と思いつつ、それを直接言い返すと相手の思うつぼなので放置もしくはミュートして私のチャンネルには表示されないようにしています。
これが正しい対処方法。
それでも、腹が立ち心がザワザワする。
なんでこんなにムカつくのかと考えたんですが…
これ、あれだ。
センスがないってのが図星だからだわ
私はマジでセンスが無いんです。
自分の弱みを認めた瞬間、情報発信者の脳はフル回転を始めある結論にたどり着きました。
…これ、めちゃくちゃ美味しくないか?
150万円のスナックで、何が起きていたか
事の発端はこうです。
私、鶴岡銀座通り商店街で、元スナックを150万円で買いました。
内装はスナックそのまま、カウンターも昭和の壁紙もそのまま、知人と一緒にカレー屋として運営しています。
ただ、客足は伸び悩んでいた。
「もうちょっと映える空間にしたら、お客さん来てくれるんじゃないか?」
そう思って、内装を改装する様子をYouTubeに上げたんですね。
エンタメ性を出すために、知人の娘さんのJKに辛口指摘をしてもらう構成にしました。
忌憚のない意見を言ってもらう。
「これダサい」「ここ古い」と言われて、悔しがる私。
(本気で忌憚が無さ過ぎて中々ダメージをくらう)
そのまま床のDIYと家具の入れ替えに突入する展開。
自分としては、なかなかいい仕上がりだと思ったんですけどね。
コメント欄は地獄でした。
誰かひとりが石を投げ始めると、みんな揃って石を投げ始める。
「あ、これ叩いていいやつね」と判断が伝染して、一斉に祭りが始まるんですよ。
ここに植物とか雑貨おいて、照明変えたら結構いいと思うんだけどな…。そんなにダメかな…。
思いもよらぬ批判の嵐に心が荒みます。
でも、これは情報発信者にとっては絶好のチャンスなのであります。
批判によって受けた精神的な苦痛は、絶対コンテンツにして取り返してやるからな…
弱みをコンテンツにしてそれを何かの商品販売につなげたい。
ここで参考にしたいのが、ストーリーブランド戦略のストーリーの型なのであります。
ストーリーブランド戦略——売れる話には「7つの型」がある
ダイレクト出版から出ている『ストーリーブランド戦略』(ドナルド・ミラー著)という本があります。
情報発信をしている人で、この本を読んでないとモグリと言われるレベルの名著です。
書いてあるのは、「物を売るためのストーリーの型」。
売れるストーリーには7つの要素がある、と本書は言います。
読み手は複雑さを嫌う。
簡単で分かりやすい、型にのっとったストーリーでなければ読んでくれない訳なのです。
そのために必要な要素がこの7つ。
主人公
問題を抱える
導き手の登場
計画を提示
行動の喚起
回避したい失敗
成功する結末
身近な例で言うと、スターウォーズ。
平凡な農場の少年ルーク(主人公=視聴者の投影)が、銀河帝国の脅威(問題)に巻き込まれ、オビ=ワンとヨーダ(導き手)からフォースの修行(計画)を授けられ、デススターを破壊する(行動喚起)。
鬼滅の刃も同じ構造。
炭治郎が家族を鬼に殺され、鱗滝さんから呼吸の修行を受け、鬼狩りに出る。
「主人公が最初から無敵」のストーリーは、面白くないんですよ。
弱いやつが、導き手に出会って、強くなっていく。
この流れがないと、人は最後まで読んでくれない。
「センスがない自分」を主人公にしたら、ストーリーが立ち上がった
普通、発信者は「教える側」を演じたがります。
私もYouTubeでは「DIY大家のおかぴが解説します」みたいなポジションを取ることが多い。
でも今回は、逆をやる。
主人公=センスのない私(=同じ悩みを持つ視聴者の投影)
問題=センスがないことが、世間にバレた
導き手=AI
計画=AIに教わって、店舗を改善していく
行動喚起=あなたもAIを使えば、苦手なことを補える
回避したい失敗=AIを使わないままだと、あなたもJKにダサいと言われる
成功する結末=オシャレな店ができ、お客さんが来るようになる
…これ、完璧じゃないですか。
私が、「センスがない人間」というポジションが取れたから成立するストーリー。
もし、私が最初から「センスのいいおしゃれDIYer」だったら、このストーリーは1ミリも成立しない。
センスのある人が、最初からセンス良く仕上げて、はい完成、と言われても、誰の心も動かない。
そりゃそうですよ、で一言終わり。
で、ここから商品を売るために重要なのは、「主人公は自分ではなく、顧客である」ということ。
最終的に発信者は、導き手のポジションを取る、という鉄則です。
今回は、まず自分が主人公として演じる。
そのストーリーの中で、同じ悩みを持つ視聴者に自己を投影してもらう。
最終的に私が弱みを克服する。その方法を視聴者に見せることで導き手となる。
という展開。
これぞ、プロセスエコノミー。
これぞ、コンテンツマーケティングなのであります。
情報発信者は、弱みを認めさらけ出すことで強くなることができるんです。
弱みは「隠せば負債、晒せば資産」
私、不動産でも何でも、いつも「資産」と「負債」で考える癖があります。
そして最近、こう思うんですよ。
弱みも、資産と負債に分かれる、と。
隠している間の弱みは、負債。
「バレたらどうしよう」とびくびくしながら、エネルギーを吸われ続ける。
でも、晒した瞬間に、弱みは資産に変わるんですよ。
晒すと、まず楽になる。
そして、同じ弱みを抱えた仲間が集まってくる。
さらに、それを克服していくプロセスそのものがコンテンツになる。
ここ1年くらいの発信がすごく好きなインフルエンサーがいます。
しゅうへいさんです
https://www.youtube.com/@shupeiman/shorts
https://substack.com/@shupeiman
コワーキングスペースを建て6000万円の借金を背負い、毎月60万円を返さなきゃいけない状況を全部晒して、「AIに言われるままに返済していきます」と発信している。
そして見事、度重なる困難を乗り越えている。
そこからAIの情報を視聴者に伝え、課題をAIを使って解決する方法を教えている。
完璧にストーリーブランド戦略の型に乗っています。
これも、借金6000万円を返済するのがきついという弱みをさらけ出さないと成り立たないストーリー。
弱みを晒すから、ストーリーが立ち上がる。
ストーリーが立ち上がるから、人が見てくれる。
人が見てくれるから、初めてそこから商品が売れるわけなのです。
弱み持ちの挑戦者ほど、有利
素人からのDIY大家とか、地方で小さな商売をしている人って、弱みのデパートです。
私もそうです。
デザイナーみたいなオシャレなリノベは出来ない
プロの大工さんみたいにうまくは作れない
飲食店経営の才能なんてない
挙げ始めたら、本当にキリがない。
でも、そのひとつひとつが、全部、発信ネタなんですよ。
最初から完璧な人を、誰も応援しません。
不完全な人が、不格好にもがきながら、ちょっとずつ前に進んでいく。
それを見て、人は「自分にもできるかも」と思うんです。
おわりに
コメント欄で「センスがないということがよくわかりました」と書いてくれたあなた。
ありがとう。
…
…とでも思ったか?
てめえはマジで、許さねえ。
冗談ですがw
そんなストレスも、結果的にこの記事のネタになりました。
ありがとう。
そして、もし今この記事を読んでいる人で、自分の弱みを抱えながら挑戦している人がいたら、ぜひ言わせてください。
その弱み、晒したほうが絶対にコンテンツの内容は面白くなります。
コンテンツであふれる現在、スンとすました発信なんて見てもらえないんです。
泥臭く、弱みをさらしながら共感してもらえる発信が必要なんです。
今回、店舗の改善をAIの導きにより達成したいと思っています。
これがうまくいった暁には、地域の同じ悩みを抱えている飲食店経営者とか店舗経営者なんかに伝われば良いなと思っています。
現在私が活動しているシャッター商店街で、シャッターズギルドというコミュニティを細々と運営しています。
https://community.camp-fire.jp/projects/view/892849
ここは、地域で何か新しいことをやりたい。
小規模事業を営んでいる。
これから副業をやりたい。
最新情報にキャッチアップしたい。
等、ポジティブに活動している人が集まる場。
地域にこのようなコミュニティがなかったので作りました。
最近ではAIナイトや作業会等、AIを実際に触りながら自分のやりたいことを実現していく会も開催しています。
この飲食店サクセスストーリーを通して、このコミュニティの仲間が増えればよいなと思っています。
これが、今回のストーリーブランド戦略の型を通して皆さんに届けたい商品です。
弱みはただ弱みのまま抱えていても役に立たないゴミであるが、さらけ出せば最高のネタになる。
ぜひ、弱みを情報発信の強みにして活用していきましょう!
それでは、本日もご安全に。
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